samuraiの趣味日記

ようこそ。samuraidukaの趣味日記です。ここでは私の趣味の日記をゆっくりと書いていきたいと思います。

【夜は短し歩けよ乙女】縁ありがたし味わえ酔いどれ【映画感想、ネタバレ極力なし】

どーも。samuraidukaです。

23日にイギリスの方で日本の漫画の展覧会があったそうですね。

現代の漫画のみならず、歴史的な漫画が掲載されているそうです。

日本が誇るサブカルチャー

いやぁ。うれしいなぁ。

 

えぇ。

僕は漫画家でもアニメーターでもなんでもないんですけどね。 

 

さて、そんなことを思っている日に視聴したのが

夜は短し歩けよ乙女  です。

 

概略&あらすじ

本作品は2017年公開された作品です。

監督は湯浅政明監督で、原作は森見登美彦の同名小説です。

森見登美彦さんと言えば、記憶に新しいのが“ペンギン・ハイウェイ”ですね。

残念ながら、僕は未視聴なのですが、友達は面白かったと。

総合的に見て最高だったと。

見ればよかったなぁ…。

 

あと、個人的に“有頂天家族”が思いつきます。

有頂天家族の好きなところは、あの台詞回しです。

これこそが軽快痛快!!!って感じで。

本作品でもその良さというかクセが残っており、期待している方にはお勧めです。

小説読みたいなぁ。

 

以下はあらすじになります。

ここはどこかの披露宴。

魅惑の大人世界へ乗り出したいと願う黒髪の乙女。

その乙女を遠いところから見つめて、着々と進む"ナカメ作戦"にほくそ笑む先輩。

二次会へと向かう一同をよそに、黒髪の乙女は汽車のように夜の街へと消えていくのでした。

 

 

感想

いやはや、面白い。

この作品を視聴したのはとある船内の中。

個室のベッドの中で笑いをこらえていたのを覚えています。

それだけ痛快でありました。

概略でも書かせていただいたように台詞回しも面白い。

そして、物語中の伏線やその回収の仕方も実に軽快だった。

(気になる方は、ぜひご視聴ください。)

それぞれのキャラクターも魅力的で、演出音楽も良かった。

個人的に驚いたのは、パンツ総番長の声がロバートの秋山竜次さんだったこと。

クレジット内で秋山さんの名前が出た時にはびっくりしました。

(秋山さんの演技が気になる方は、ぜひご視聴ください)

何より、この作品から学べたことが一番興味深かったです。

 

 

この作品のキャッチコピーは“こうして出逢ったのも、何かのご縁”。

この作品を知ったのは映画館での広告でした。

広告内で表示される、「夜は短し歩けよ乙女」というタイトル。

当時、大学生の僕はこのタイトルに目を引かれました。

というのも、「時間はゆっくり過ぎるもの」という価値観に当時は酔っていたからです。

なんか、かっこよくないですかね。この価値観(笑)。

 

ですが、僕は酔っているだけでその実像は見えていませんでした。

この作品はその実像を教えてくれた気がします。

その実像とは、一つ一つの縁を大事にすること。

大事にするということは大きな労力が必要だろうし、一つ一つの縁を大事にしていたら焦る感情が募ってしまう。

端的に言えば、難しいことなんですよね。きっと。

しかし、だからこそかっこいい。

そんなかっこいい大人になりたい、と思えました。 by 24歳

 

24歳がこう思えた作品。

少しずつ時間の余裕がなくなりつつある大学生や、効率ばかりきになってしまう社会人の方にお勧めです。

この記事を読まれた方も、“何かのご縁”ですので視聴されてはいかがでしょうか。

 

では。